葬儀の際の僧侶へのもてなし

葬儀の際、何度か僧侶をもてなす機会があります。まず最初に、通夜ぶるまいの席です。僧侶が読経を終えて控え室に戻ったら、茶菓子とお茶でもてなします。読経の前に行うこともあります。

この時に翌日の葬儀の段取りも打ち合わせておけると良いです。通夜ぶるまいの用意ができたら、僧侶を上座に案内します。僧侶の都合で辞退される場合には、お膳料とお車代を合計して1万円程度渡します。通夜の読経の分のお布施は、葬儀が終わってからまとめて支払うケースが多いです。

出席してもらえる場合には、喪主が僧侶をもてなします。遺族は末席に座るのがマナーです。僧侶や弔問客の見送りは喪主や遺族は席に着いたままでもマナー違反にはあたりません。世話役が見送りを行います。

葬儀の後にも僧侶をもてなす機会があります。この時には席順がしっかり決まっているので、用意した上座についてもらうようにします。喪主が開始の挨拶を行い、全員で献杯を行います。始まったらお礼を兼ねてお酒を振る舞うようにします。

お酒を遠慮される場合には他の飲み物を用意しておきましょう。飲食物はスタッフが運んできてくれるので、遺族や喪主が用意する必要はありません。喪主だけで僧侶をもてなしても良いですが、遺族が直接お酒をふるまいに行っても良いです。失礼のないように注意しながら、お話に耳を傾けるようにしましょう。

この間に弔問客へのふるまいもあるので、素早く動くことが必要になります。

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