葬儀後の手続きは優先順位をつけて行う

葬儀が終わった後には、たくさんの手続きが必要になります。危篤、臨終から葬儀の準備に追われて息をつく暇もない忙しさですが、期限がある手続きもあるので、優先順位をつけて片付けていくようにしましょう。大切な人の死に立ち会い、葬儀を執り行い、法要、香典返し、遺品整理、などで体も心のヘトヘトになっている時期ですから、一気に片付けようとせずに一つひとつ着実に済ませていくことが大切です。自分だけでわからないものは、専門家に相談すると良いです。

やるべきことは、大きく分けて以下の3つです。1つ目は名義変更、解約などの届出です。2つ目はお金の受け取りの手続きです。3つ目は遺産相続に関する手続きです。

この中で生活に支障が出る可能性があるのが1つ目の名義変更、解約などの届出なので、この手続きから始めると良いです。事前に一覧表を作っておいて、終わったものはチェックしていくとわかりやすいです。申告漏れと申請期限には注意が必要です。中には請求しないと受け取れないお金もあります。

例えば、生命保険の死亡保険金、社会保険や国民健康保険から出る葬祭費用、などです。申請期限が決まっていたり、申請可能な人数が決まっているものもあるので、申告漏れがないように気をつけましょう。死亡に伴う手続きには、故人の戸籍謄本、除籍謄本、死亡診断書、住民票、印鑑証明書、などが必要になるので、使う機会が多いものは手元に置いて準備しておきましょう。

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