葬儀社との最初の打ち合わせで決めること

葬儀社との最初の打ち合わせでは、具体的な葬儀の内容を決めていきます。まず、何の宗教で行うのか、もしくは無宗教で行うのかを決めます。最近では宗旨を持たない人も増えており、代々の菩提寺がない人、縁が薄くなっている人、などの間では無宗教葬儀を希望する人も増えています。生前から無宗教葬を希望していた場合には、なるべくそれに従うようにしましょう。

宗教葬で仏式にする場合でも、故人の交際範囲、経済状態などで家族葬、密葬、市民葬や区民葬を利用するか、などが変わってきます。市民葬は市や町が業者の協力を得て行っている葬儀で、申し込み方法や市や町から負担してもらえる金額が変わります。自治体によって繊細は異なりますが、一般的な葬儀に比べると低価格で行うことができます。区民葬は、東京23区の住民であれば利用出来る制度です。

行政補助はありませんが、指定業者の協力を受けられるので、負担を減らすことができます。家族葬の場合には、一般的な形式と同様に通夜と告別式は行いますが、家族とごく親しい身内だけで行うので、会葬者の人数が少ないのが特徴です。そのため、接待費用が少なくできたり、小規模な会場で間に合うので費用を削減できるというメリットがあります。最近では、核家族化や高齢化によって家族葬を利用する人も増えています。

地方部ではまだ伝統的な方法で行うことが多いですが、都市部を中心にして家族葬を選択する人が増加傾向にあります。

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