葬儀の事前相談のメリット

「終活」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。自分の葬儀について、生前から計画を立てていざという時に家族が困らないよう準備しておく「人生の終わりのための活動」が終活です。その中心となるのが、葬儀社で行う事前相談です。これは文字通り、生きているうちに自分の葬儀について話をするというもので、人によっては「縁起でもない」と抵抗があるかもしれませんが、実は良いことが沢山あるのです。

まずは、一通りのお葬式の流れを知ることができ、金額についても詳しい見積もりがみられるので金銭的な不安が解消します。一般的に葬儀は家族が亡くなって呆然とした心理状態で沢山のことを決めなければなりません。金額についても家族が亡くなって初めてこんなにかかると知ったという人も多いと思います。事前に内容を知ることで、準備も事前にしておけます。

そして、事前相談をするとガイドブックやエンディングノートがもらえます。エンディングノートを作ることで、いざという時に誰に連絡すべきか、財産管理を自分でしている場合は預金や保険はどうなっているのかなど、家族がわからないことを明確に残せます。何よりも自分の好きな式にすることができます。通常のお葬式は主役である故人の意見は入りません。

しかし、事前に決められれば規模や祭壇のスタイル、形式など本人の希望で行うことができるため、会葬者にとってもより深く故人を偲ぶことができるのではないでしょうか。また、葬儀社によっては事前相談することで、式の費用が割引となるところもあります。

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